いちじしのぎ

生活から一時凌ぎで逃げては文章を書き、また生活に戻る人間の悲喜交交。あるいは、人生の逃避先「山」にまつわる話。

浮かない顔

11月17日。晴れ。

気の進まない事柄が多くて毒されそうになったけれども、きちんと家に帰ってシチューを作ることができた。喝采

集団的に士気が下がるのが苦手で、浮かない顔をしているやつは全員どこかに行ってしまいなさいとでも言いたい。とはいっても集団的にうかない顔ができてしまうなら、その顔つきは現状OKで黙認されていることなので、むしろ猛々しい感じこそが推奨されていない。自転車をたくさん漕いで家に帰った。

腐らないで過ごしていきたいが、それが難しい。何かに期待したり裏切られたりしながら精神を保ち、ダークサイドほどたいそれたものではないにせよ、頬や目に影を作りながら周囲に愚痴をこぼすみたいな。

シチューがうまい。忘年会はやらずに一人で白ワインとブルーチーズでも飲んでやるか。