いちじしのぎ

生活から一時凌ぎで逃げては文章を書き、また生活に戻る人間の悲喜交交。あるいは、人生の逃避先「山」にまつわる話。

03/08 水分不足

コーヒーを飲みすぎている。会社に来たらマグカップに一杯。カフェインが効いてくるのを感じながらメールを返す。まもなくお昼。食後に飲む。夕暮れ。また一杯。

いつも春に肌がカサつくのが嫌だ。カフェインの摂りすぎで水分が足りない。分かってる。おいしい水を飲みたい。水道水のカルキに皺を寄せる。

山に行けていないのを悔やしいと思うほど、心にゆとりが出てきた。誕生日を迎えたころが、あまりに忙しなかった。29歳を懸命に生きてやった自負があるくせに、この歳が何だったかを語る気力が無い。

好意を持っていた人に背を向けていたのに、また好意がぶり返してきた。バカみたいだが、バカみたいに好きなんだ、きっと。これを陰湿さというべきなのか否か。

好意の在処を探れたら、少しは楽に生きられるのかと一瞬考え、一瞬でやめた。好意と嫌悪が交錯する人にこそ、私の人生が詰まっているのでは?ハイ出ました、これがさっきのヤツです。湿っぽいね。否、うるおいであれ。

 

いやはや、アホな私もアホと思いたくない私も、双方がそれなりに面倒で、またこの頭と身体の一部。さっさと帰りたい。今、仕事中なんだよね。合掌。