いちじしのぎ

生活から一時凌ぎで逃げては文章を書き、また生活に戻る人間の悲喜交交。あるいは、人生の逃避先「山」にまつわる話。

浮遊感

なんだか、浮ついている気がする。

何かが手につかない、集中できないといった具体的なヤツではなく、昼飯を食べに入ったうどん屋から出る時とか、車に乗り込むときとかにふと思う。こういう時、何が浮ついているのだろう。

不安感ともまた違う。このままで良いのだろうか、という漠然としたヤツでもないのだ。なんだか、浮ついている。

重圧を感じていないのでもない。プレッシャーは日々の仕事で感じているし、なんだか出所が違う気がする。

3連休だ。暑いくらいの気温。住んでいるところではイベントだのが開かれていて、道を走っていると楽しそうな家族連れに50mに一度ぐらいの頻度で出くわす。イッツァスモールワールドか。

うどん屋に入る前に本屋に寄った。前に読んだ本の続刊が出たのを見に行く。文芸雑誌のコーナーに狭そうに挟まっていた。

ラジオのパーソナリティの話し方が気になる。誰に対して呼びかけているのだ、こいつは。敬語のインフラ。

 

何かを勉強しようと燻り続けていて、そろそろスモークされても旨味が乗らないだろうから、手立てを考えないとならんな。

ひとりで浪人してたときは、勉強の記録をブログで縷々書いていたっけな。恥ずかしげもなく全部。

あれをもう一度やってみるのがいいのかな。やったことをまとめておける場所はあってもいいか。

朝ごはんがカフェオレだったから、うどんで血糖が爆上がりしていてめちゃ眠い。この浮ついた感じをドライブさせて、浮遊感を味わうべきか。ふわふわ。ふわふわっていうと、丁寧な暮らしのハッシュタグで目の前の世界から目を覆ったり、逃れたりしてる連中が脳内に現れる。