いちじしのぎ

生活から一時凌ぎで逃げては文章を書き、また生活に戻る人間の悲喜交交。あるいは、人生の逃避先「山」にまつわる話。

ベースの思考が「山行きたい」になってしまった話

mountain

結構なことだと思うんだが、仕事中も重要なことをやってる時間以外はほぼ「山」のことを考えるようになってしまった。

なんという変化か。10年前に大学生になったばかりの自分には想像に及ぶ訳が無い世界が待っていた。19歳の自分はその1年後に読書の楽しみに開眼し、出版社に興味を持ち始める。当時の自分に言ってやりたい。「今すぐモンベルでバイト始めろ」。

最近、体の基礎体温が低くなっているような気がして、いい温泉ないかな〜などと探しているのだが、まあそういう時には、大概山を探している。温泉といえば、山の恵みそのものだからだ。

これまでも温泉を楽しんできたけれども、昨年秋に燕岳から下りてきた後の有明荘の温泉が未体験の良さだった。腹の底から「ハアあああああ」と声が出た。ナチュラルで、ポジティブため息。

効能を実感したこともあった。その後の金峰山瑞牆山の帰りに寄ったラジウム温泉は、体の疲れをそっくり取り除いてくれた。温泉すごすぎ。

まあそんなこんなで、山のことを考えているのを出しておかないと、意味不明なバグり方をしてしまいそうなので、ブログをしれっと再開することにする。なんちゅう理屈だ。