いちじしのぎ

生活から一時凌ぎで逃げては文章を書き、また生活に戻る人間の悲喜交交。あるいは、人生の逃避先「山」にまつわる話。

03/12 ガスト, 03/13 濃厚タンメン

よろしくお願いしますで電波が途絶え、ネットに入れなくなった。休みの社内は平時にも訪れてほしい静けさがあり、ネット越しに取材するにはちょうど良かった。システム系の担当者が前触れなくメンテナンスを始め、ちょうど良くも何もない状態になった。

連絡が十分でない場合はこれまでにも少なくはなかったが、気持ちが落ち着くまでに時間を要した。休みの日だから仕事にも気合いが入らない。街を行く人と波長が合わない方がいいのだろうな。

夜、同僚とガストでハンバーグを食べた。有名なシェフが開発したメニューはとっくに終わっていたけれど、久しぶりに食べたからうまかった。記者になって、書けなくなったという話をした。リズムの封印。旋律のようにある流れを堰き止められたくはない。鏡平山荘の手前にあるせせらぎ。ごうごうと音を立てるほかない流れの解像度を常に上げたい。ほぐれた。

 

目覚ましをかけないで寝たら昼前になっていた。今日は休みだが、好きな時間で仕事をしなくてはならない日だった。

そうは言ってもやる気は上がらないし机は無いしで、さらにやる気が出ない。困ったもんだ。

昼、大盛りのタンメンを食べた。多めの油で炒められた肉と野菜がタンメンの上に載っている。野菜も摂れてヘルシーじゃねぇぞ。あと1週間で栃木も終わりだ。